ホスピタルアート

先日ＮＨＫでスウェーデンのホスピタルアートについての番組を観た。
スウェーデンでは、公共の建物を作る場合1パーセントの費用をアートに当てなくてはいけないという法律があるそうだよ。
版画家山本容子さんが案内役で現地のホスピタルアートを紹介していたのだけど
どの作品もおしつけがましくなくて（有名作家のものではないらしい）
キュートでほんわかしたものばかり。

なんだか涙が出ちゃってねえ～・・・
山本容子さんも父上を亡くしていて、最期にお父さんが見つめていたのが病院の天井だったのかと思うと胸がつまるという話をされていて
ああ、全く同じ思いをしているなあと・・・。
うちの父もそうです。
あんなに洒落たものが好きなヒトだったのに
最期はなんの特徴もない普通の病院の一室。
しかも一人。
どんな思いをしたんだろうと思うと悔やんでも悔い切れるものではありません。
家族みんなに見守られて手を握られて逝く・・・なんて映画やドラマみたいな最期を送れるひとなんてほんの一握りだよ！って普段は割り切っているけれど
時々たまらなくなりますねえ。

しかし
この思いをムスメにはしてほしくないとも同時に思う。
私がもし一人ぽっちでどこかで死んじゃっても気にしないぞ！
かわいそうとか一人にしちゃってごめん！なんて
自分を責めなくていいからねっ！
そんなこと恨んだりしないし、動物なんてそんなもんだってーーーははは♪とママは笑って逝くさ♪


話がそれましたが、
とにかくいい番組だったの。
再放送あったら観てみてね。